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7月に県南フードバレー推進協議会発足へ
 県と県南15市町村 食品関連産業集積目指す

熊本県は16日、県南地域振興の起爆剤と位置付ける「県南フードバレー構想」の推進協議会発足に向け、八代市の県八代地域振興局で設立発起人会を開催、今年7月をめどに「くまもと県南フードバレー推進協議会」を設立することを決めた。
同構想は、県南地域の農林水産業者や商工業者をはじめJA、商工会、研究機関、行政が連携し、食に関するネットワークの形成を図るとともに、新商品開発や販路開拓につながるビジネスマッチング・共同研究への支援や、人材育成を目指しながら、食品関連産業、研究機関の集積を図ろうというもの。
当日の会合には蒲島県知事をはじめ県南15市町村の首長が出席、同協議会の構成や役割などを協議、それぞれの町村の現状や同構想への期待を述べた。構想に参加する正会員と取引する準会員を設け、会員の勧誘に取り組む。今年度は県と15市町村で2千万円を拠出、予算化する。事業内容としては、異業種交流や研究会などでのネットワーク形成、会員情報のデータベース化、HPの開設、ポスター・リーフレットなどの制作による情報の共有と発信、セミナーの共催や地域トップランナー養成などの人材育成などを実施していくことで合意した。
蒲島知事は「経済的な上潮基調での設立。歴史的にもまれな構成メンバーで、万全の事務局体制を構築した。県南の県民の幸福量をアップしていく」と会合を締めくくった。 (安田)
週刊経済:2013年4月23日発行 No.1720

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