阿蘇くまもと空港北側にメガソーラー完成
　三菱商事と三菱総研　地産地消型メガソーラー

三菱商事�梶i東京都千代田区、小林健社長）と�且O菱総合研究所（＝三菱総研、東京都千代田区、大森京太社長）が、菊陽町戸次に建設していたメガソーラーが完成、８月６日に落成式を実施した。総事業費は６億７千万円。
２０１０年４月に三菱商事と三菱総研、県の３者で締結した「新エネルギー・環境関連産業育成に関する協定書」に基づく事業。三菱商事と三菱総研はこのメガソーラーを運営する「阿蘇熊本ソーラー合同会社」を熊本市に設立している。出資比率は三菱商事が９５％、三菱総研が５％。
完成したメガソーラーの場所は阿蘇くまもと空港北側の県有地３万２千�u。ホンダソルテック（大津町）製の太陽光パネルや不二高圧コンクリート（熊本市）製の架台を使うなど、設備や工事に県内企業製品などをできる限り活用した地産地消型のメガソーラーだという。出力は２千キロワット。年間発電量は一般家庭約６００世帯分に当たる２２０万キロワット時。全量九州電力に売電する。県内では１７カ所、菊陽町では初めてのメガソーラー稼働になる。 （佐藤奈）