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鍼灸接骨院を多店舗展開
 丸光商事 平成けやき通りに1号店

建設資材販売の滑ロ光商事(玉名市大浜町、山田浩之社長)は、鍼灸(しんきゅう)接骨院を多店舗展開する。5年後をめどに県内10店舗体制を目指す。
超高齢化社会を見据え、医療福祉分野に参入するもの。同社ではこのほど、大阪市のアトラ梶i久世博之社長)と熊本におけるエリアフランチャイズ契約を締結。アトラが全国展開する「ほねつぎ」ブランドの鍼灸接骨院を県内で出店していく。1号店「ほねつぎ平成けやき通り鍼灸接骨院」は10月27日にオープン。場所は熊本市南区馬渡2丁目の通称平成けやき通り沿いで、鉄骨平屋建て、店舗面積はチェーン店における標準型の約200u。スタッフ8人を配置する。主な診療内容は骨盤矯正を軸に鍼灸・整体、猫背矯正、肩こり、腰痛、膝の痛みなど。各ベッドにはパソコンを置き、顧客が診療内容を見ることができるほか、顧客に合ったマーケティングシステムも導入する。2号店は来年4月、熊本市東区小峯の美容室「D-BOY長嶺店」の敷地内にオープンする予定。
同社では1店あたりの事業費を4千万円、年商を8千万円としており、社内に立ち上げた「ほねつぎ事業部」で店舗を運営。3年後をめどに分社化するという。また、店舗数の拡大に合わせ、5年後にはスタッフを80人まで増やしたい考え。
山田社長は「店舗の特徴として女性をターゲットにしたメニューを取り入れる。今後は2〜3店に1カ所の割合で各地域に介護事業所を設け、2つをミックスし、顧客ニーズを総合的に捉えた事業の形を作っていきたい」と話している。
丸光商事は建設・リサイクル、教育事業など10社で組織する丸光グループ(玉名市大浜町、山田浩之代表)の中核企業。1970年設立で年商は約18億円。 (大島)
週刊経済:2013年11月12日発行 No.1748

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