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今夏までに窓枠一体型の複層ガラスを販売開始
 清永宇蔵商店 窓タイプは20種類以上

総合建材商社の叶エ永宇蔵商店(熊本市中央区九品寺6丁目、守谷光弘社長)は、窓枠一体型の複層ガラスを開発し、今夏までに販売を開始する。
名称は「スマイルウインドウ」。2005年から販売している複層ガラス「スマイルペア」に窓枠を一体化させた商品。窓枠にアルミを使ったAタイプと、熱伝導率が低い(アルミに比べ約1千分の1)樹脂とアルミを合わせたJタイプの2種類ある。引き違い窓や上げ下げ窓など20種類以上のバリエーションがあり、カラーはAタイプが5色、Jタイプが内外観同色系の5種類と、内外観各5色で組み合わせる25種類。ガラス本体にラインなどを入れたデザインガラスもある。
スマイルペアはアルゴンガスを封入した空気層を挟み込んだ複層ガラス商品で、低放射金属膜を張り付けたほか、ガラス周縁部にはガラスが冬でも冷たくなりにくいシール材を採用している。単板ガラスに比べて断熱能力は3倍、遮熱(日射による熱)能力は2倍、紫外線は8割をカットするなどの性能がある。
岡本伸二第3営業部部長兼天草営業所長は「冷暖房効率を向上させ、CO2排出量の削減にも貢献できる商品。開閉しやすく手入れも簡単で美しいデザインにするなど、使う人にも配慮した」と話している。
同社は1869年創業、1933年設立。資本金は2千万円。従業員はグループ企業全体で90人。ガラス、サッシなどを主力とした自社開発商品も取り扱っている。 (東)
週刊経済:2014年2月18日発行 No.1761

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