トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

イスラム教徒観光客受け入れ態勢を整備
 ホテル日航熊本 全客室で礼拝可能に

ホテル日航熊本(熊本市中央区上通町、田川憲生社長)は、2月1日から全客室で礼拝ができるなどのイスラム教徒(ムスリム)観光客受け入れ態勢を整えた。
NPO法人日本ハラール協会(大阪市)の協力を得て、対応を強化したもの。イスラム教徒は宗教上厳格に生活規範が定められており、国内では受け入れ側としての設備が整っているところも少なく、礼拝や食事の面で困難をきたしている状況にあるという。
今回、ムスリム聖職者を招致し、助言を基にメッカの方角を示す「キブラ」を全客室の机の引き出しに設置、全客室での礼拝ができるようにした。あわせて礼拝に必要な礼拝マットや女性用礼拝衣装を貸し出す。また朝食も事前予約をすれば「セリーナ」で、豚肉、アルコールを含まないオリジナルメニューを提供する。
同ホテルでは「昨年7月にインドネシアやマレーシアからの観光客に対しビザが免除、緩和されて訪日観光客が増加している。イスラム教徒のお客様が安心して滞在いただけるホテルとしてサービスに取り組んでいきたい」と話している。  (桜木)
週刊経済:2014年2月18日発行 No.1761

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから