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機能性油脂を飼料に使い鶏卵生産
 緒方エッグファーム 1日約400個生産へ

農畜産物加工品製造・鰹助エッグファーム(緒方克也社長)は4月から、機能性油脂「オメガ3」を飼料に使った鶏卵の生産を始める。
機能性油脂「オメガ3」はα‐リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などの必須脂肪酸からなる機能性食品のブランド。フランスの食品産業クラスター及び同国の非営利団体ブルーブランクール協会が、農畜産加工食品の機能性及び品質向上を目的に、世界各地で同ブランドの浸透を推進している。同社では、オメガ3を飼料とすることで、健康に配慮したブランド卵として販売したい考え。4月から1日約400個の生産を目指す。価格は1個70円での販売を予定している。
同社では「オメガ3のブランドイメージの広がりに合わせ、順次生産を拡大していきたい」と話している。 (徳山)
週刊経済:2014年3月4日発行 No.1763

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