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熊本工場を外資系のFWAVE社に譲渡
 富士電機 3月31日付で

大手電機メーカーの富士電機梶i東京都品川区、北澤通宏社長)は、南関町肥猪の熊本工場で行っている太陽電池セル事業を外資系のFWAVE梶i東京都小平市)に譲渡することを決めた。譲渡は3月31日付。
同社は2006年から南関町でフィルム型アモルファスシリコン太陽電池「FWAVE」を生産してきたが、販売不振のため譲渡を決めたもの。譲渡先は、ニュージーランドの多機能屋根材製造販売・ジニアテック社が1月に設立した100%子会社のFWAVE梶B熊本工場の土地と建物、生産設備のほか、千葉工場の研究開発設備、太陽電池に関する商標権や知的財産権といったFWAVEブランドも譲渡する。譲渡価格は非公表。
熊本工場の従業員約50人は同社内で再配置し雇用を維持するとともに、一部はFWAVE社に出向させ、円滑な事業立ち上げを支援するという。FWAVE社では、取得した熊本工場で太陽電池セルを生産し、セルを使用した新規建材部材の生産販売による事業拡大を計画している。 (佐藤奈)
週刊経済:2014年3月4日発行 No.1763

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