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菊池市に新工場を建設
 リバテープ製薬 総投資額は13億円

医薬品製造販売のリバテープ製薬梶i熊本市北区植木町、星子邦久社長)はこのほど、菊池市七城町に熊本第3工場(仮称)を建設すると発表した。3期に分けて建設する計画で、投資総額は13億円の見込み。
需要が高まっている医療機関向け製品や化粧品の生産増強のため、本社工場の生産ラインの一部を移設して増設する。場所は蘇崎工業団地にある熊本第2工場の隣接地で、用地面積は約6万u。新工場は鉄骨造り平屋建て、総建築面積は約4600u。
1期工事では、医療機関向け消毒剤の生産ラインや倉庫を整備。同製品の生産能力を約1・5倍に引き上げる。建築面積は2500u。今年7月に着工し、操業開始は来年4月。従業員数は35人(本社工場からの配置換え含む)。用地を含めた投資額は9億円。
2期工事では「咲水(さくすい)」や「リマーユ」などの化粧品類を生産するラインを整備予定で、建築面積は600u。16年に着工し、17年春に稼働開始予定。投資額は1億5千万円。
3期工事では止血絆などの医療用絆創膏の生産ラインを整備する。建築面積は1500u。19年に着工し、20年春の操業開始を計画している。投資額は2億5千万円。
星子社長は「医療機関向けの消毒剤は院内感染防止などの観点から需要が高まっている。手術室でも使える完全滅菌タイプは当社独自の製品で、今後も需要の拡大が見込めると判断した。また、通信販売が中心の化粧品も販売数が伸びており、生産ライン増強の必要性がある」と話している。
同社の今年1月末の従業員数は230人。昨年3月期の売上高は40億円。 (Mア)
週刊経済:2014年3月4日発行 No.1763

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