１２月期決算は減収増益に
　熊本製粉　売上高は９３億４３００万円

製粉・加工食品業の熊本製粉�梶i熊本市西区花園１丁目、宮本貫治社長）の２０１３年１２月期決算は、売上高が前年比１・２％減の９３億４３００万円、経常利益が同１８・６％増の９億７５００万円だった。
減収は２年連続、増益は２年ぶり。事業別の売り上げでは、主力の製粉事業で大手製粉会社の拡販活動が激しかったことで小麦粉の販売数量が前年を大きく下回り、前期比４％減になった。加工食品事業は大手コンビニ向けそば粉が順調に推移し、米粉も業務用プライベート商品が大きく売り上げを伸ばしたことなどで同７％増。倉庫事業は主要品目の米や大豆の保管料が前年を下回ったものの、合計２千キロワットの太陽光発電事業が加わったことで同２５％増になった。当期純利益は１９・６％増の６億９００万円。

取締役に藤江修執行役員管理本部長

また役員人事では、取締役に藤江修執行役員管理本部長兼熊本製粉ロジスティクス�且ﾐ長が新任。川崎貞道取締役副社長は退任し、常勤相談役として食品カンパニー社長に就いた。３月１３日付。
藤江修（ふじえ・おさむ）氏は１９６２年２月１７日生まれ、５２歳。８５年熊本製粉入社、２０１０年執行役員業務管理部長、１１年同財務部長兼業務管理部長、１３年２月から熊本製粉ロジスティクス�且ﾐ長、今年１月から執行役員管理本部長。
同社の役員体制は次の通り
▼代表取締役社長　宮本貫治▼常務兼�且O協デリカ社長　野原敏朗▼取締役兼白熊商事�且ﾐ長　石原則隆▼同開発本部長　松永幸太郎▼同企画・ＳＣＭ本部長　浦郷弘昭▼同管理本部長兼熊本製粉ロジスティクス�且ﾐ長　藤江修＝新▼非常勤取締役　牛尾幸光▼非常勤監査役　玉置継夫 （佐藤奈）