４億円かけ清水新地の城北幼稚園を建て替え
　清水学園　来年１月末整備事業完了へ

（学）清水学園（熊本市北区清水新地２丁目、道越温理事長）はこのほど、同所の城北幼稚園（米澤静江園長）の園舎建て替え工事に着手した。９月に完成し、引き続き旧園舎やプールなどを解体、跡地を運動場に整備する。２０１５年１月末の整備事業完了を目指す。総工費は約４億円。
園舎は同園北側の運動場に２階建てで建設しているもので、総敷地面積は３６１８�u、延べ床面積は２７８５�u。１階がエントランスギャラリー（１７０�u）、給食室、キッズカフェ、保育室、事務室、２階が保育室１０室。現在、３〜５歳の園児数が３２０人、無認可保育の０〜２歳児が１３人で、完成後は０〜２歳児の保育環境整備を充実し、認定こども園への移行も視野に入れる。教職員数は３７人。
園舎の老朽化、耐震化対策、創立５０周年などを契機に建て替えるもので、２０１５年度から施行される子育て新法にも対応する仕様となる。米澤園長は「新法に対応できる園舎、設備とし、保護者や地域住民と触れ合うためのギャラリーも設ける。地域密着を図り、あいさつや返事など、態度教育をさらに徹底していきたい」と話している。
(秋田)