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本社敷地内に物流センターを増設
 エーブル 100人を増員

精肉・水産物加工販売および物流業の潟Gーブル(八代市新港町3丁目、増永幸雄社長)は、本社敷地内に物流センターを増設する。ドライ(常温)とチルドの2つのセンターを増設する計画で、ドライは9月、チルドは11月から稼働する。総投資額は4億3千万円。4月30日に県および八代市と立地協定に調印した。
同社はドラッグストアや食品スーパー、ホームセンターなどの物流事業を請け負っており、大手顧客から同社物流センターを南九州地域への配送拠点として活用したいという要望があったため、本社敷地(6万7467u)内での増設を決めた。増設するのは菓子や雑貨などを扱うドライセンターが2353u、日配品や一部生鮮品を扱うチルドセンターが2100u。また、配送はこれまで運送業者にすべて委託していたが、ドライバー不足などで増車が難しいことから、今後は自社でトラックを20台程度保有し配送も手がけていく計画だという。従業員はドライバー含め100人を増員する。
増永社長は「熊本と宮崎、鹿児島の南九州3県への配送リードタイムを短縮したいという顧客の要望に応えるため増設を決めた。コンベアラインを新規に導入し、効率化も高める」と話している。
同社は1991(平成3)年10月設立、資本金は1億円、従業員数は829人。2013年3月期の売上高は約127億円で、うち精肉・水産物加工販売事業が100億円、物流事業が27億円。今回の物流センター増設で、物流事業の売り上げを10〜12億円引き上げる見込みだという。 (佐藤奈)
週刊経済:2014年5月7日発行 No.1772

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