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屋上庭園設置やホームドア導入など予定
 熊本桜町再開発 開発概要を公開

熊本桜町再開発梶i矢田素史社長)は、熊本市中央区桜町で計画している桜町地区第1種市街地再開発事業について、複合ビルの開発概要を公開した。
複合ビルは熊本市が計画するMICE施設のほか、バスターミナルや商業施設、ホテル、住宅(マンション)などが集合した交流拠点として、延べ床面積15万9600u規模を計画。屋上には水盤や噴水などを設置した屋上庭園を設ける。
バスターミナルは車路とホームの間に壁を設ける「ホームドア方式」を取り入れ、安全性や快適性を高めるという。停留所は現在の36から26に減らす計画。
商業施設は「くまもと発、くまもと初」の品ぞろえを構築、30〜40歳代女性をコア顧客に想定しながらもすべての年代の男女が楽しめる店舗づくりを目指す。また、施設内に全天候型屋内イベントスペースを設け、販促イベントや市民活動の場として提供するという。
またホテルは部屋数200室程度、アッパーグレードの宿泊特化型を想定。最上階に熊本城や阿蘇を見渡すスカイラウンジを配置し、宿泊者以外でも利用できるようにする。マンションは164戸程度の分譲を想定している。
このほか環境面では、「熊本城と庭続き」のコンセプトのもと、熊本城周辺の樹木の緑に連続した空間を形成。自然水の循環モデルや雨水浸透設備により水資源保全に配慮するほか、井水熱を放射冷房や熱源水に用いた省エネ設備も導入。安全面では、施設全体でバリアフリーに対応するほか、災害時の72時間業務継続を可能にし、備蓄倉庫などを設け避難活動拠点として整備するという。 (佐藤奈)
週刊経済:2014年8月26日発行 No.1788

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