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9月17日から新外来棟で診療開始
 熊本大学医学部付属病院 診療室を40室増

熊本大学医学部付属病院(熊本市中央区本荘1丁目、谷原秀信病院長)が2012年7月から旧外来診療棟北側に建設していた外来診療棟が今年3月完成、9月17日から診療を開始した。総事業費は約29億6千万円。
既存建物の老朽化に伴い建設したもの。場所は、通称産業道路沿い、熊本大学本荘キャンパス北地区構内。新外来棟は鉄骨造り4階建て、延べ床面積は1万1861u。循環器内科、小児外科など31の診療科の診療室のほか、地域医療連携センター、がんセンター、難病相談室、外来科学療法センター、緩和ケアセンターなどを設けた。新外来棟の完成で、診察室数は以前より40室増え、155室となった。
また同院は県内で初めて、待合時間を有効に過ごしてもらおうと診察の順番が近づくとアラームで知らせる「PHS呼び出し機」を導入。同病院敷地内であれば自由に診療時間まで過ごすことができる。
地域医療連携センター、がんセンターは同棟完成に伴い併設、相談室は以前の2室から4室に増やし、看護師、医療ソーシャルワーカーが相談に乗る。
同病院は「PHS呼び出し機を貸し出すほか、スマートフォンでQRコードを読み取れば診察時間の直前にメールで知らせるシステムも導入した」と話している。 (加藤)
週刊経済:2014年9月23日発行 No.1792

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