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タニダ良町店跡にスーパー出店
 みやはら 従業員50人弱を引き受け

 スーパー経営の汲ンやはら(阿蘇市一の宮町、宮原ミツ子社長)は10月14日、熊本市南区良町1丁目の「スーパータニダ良町店」跡地に新店舗を出店した。
 拠J田商店(同市中央区神水本町、谷田純一朗社長)が9月30日に本店(同地)および良町店を閉店し、みやはらに良町店の営業および従業員の継承を打診したことを受けオープンしたもの。店名は「みやはら田迎店」。場所は県道熊本浜線沿い、セブンイレブン熊本良町2丁目店筋向かいのコスモスビル1階。店舗面積は約360u。生鮮食料品や日配品を中心に、弁当、総菜などをそろえる。同社としては初めて店内にパンの生産設備を導入、焼きたてパンも販売するという。営業時間は午前10時から午後8時まで、無休。駐車場は25台を収容、今後拡張を検討している。
 宮原るみ常務は「出店の打診を受けた8月は当社下通店オープンから間もない時期だったため非常に悩んだが、従業員を引き受けなければという使命感から出店を決めた。タニダ良町店と本店の従業員約80人のうち、良町店に通勤できる50人弱を再雇用した。当社のディスカウントスタイルでおいしいものをたくさん提供し、お客さまと従業員と取引業者の三方によい店にしていきたい」と話している。
 同社は1988年設立。今年5月に下通りアーケード内にオープンした下通店をはじめ、熊本市と阿蘇市に食品スーパーや衣料品店6店舗を展開している。従業員数はタニダからの引き受けで300人程度になった。「今後も町興しにつながるような案件があれば積極的に出店を検討したい」という。(佐藤奈)

週刊経済:2014年10月14日発行 No.1795

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