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医師会館の建て替えを計画
 熊本県医師会 2017年春の完成目指す

 熊本県医師会(熊本市中央区花畑町、福田稠会長)は、同地で医師会館の建て替えを計画している。年明けから基本・実施設計に入り、現会館の解体工事を経て2016年春に着工、2017年春の完成を目指す。
 現会館の場所は県道熊本高森線(通称電車通り)沿いのMY熊本ビル西側。1968年建築で老朽化・狭隘(きょうあい)化が進んでいることから、現在の敷地(838u)に加え北東側隣接地で電車通り沿いの用地(701u)を取得し、建て替えを実施する。
 構造や階数は未定だが、延べ床面積は現在のおよそ1・5倍に当たる3800u程度を想定。医師会事務局のほか、医師国保組合や医師信用組合など現在入居している関連団体のフロアをそれぞれ拡張し、業務を効率的に行える環境を整備。来館者の届け出や申請、相談に対応する窓口サービスの利便性を高める。大小会議室やホールなども拡充する計画。ユニバーサルデザインの導入や耐震性の確保なども予定している。
 県医師会建設担当理事の金澤知徳・青磁野リハビリテーション病院理事長は「新会館はロビーやホールなどで医療情報を発信するなどし、県民に開かれた会館を目指す。また、建て替えを機に医療機関や医療提供者のデータベースを充実させるなど、機能的にも設備的にも高度情報化社会に対応できる体制を整える計画だ。併せて、県内の郡市医師会との連携を強化し、県民の生命安全を守る役割を先導して担っていく」と話している。(佐藤奈)
週刊経済:2014年10月21日発行 No.1796

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