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蓄光式誘導標識の認定を取得
 マシン・アイランドグループ 来年から本格販売

 半導体・液晶・自動車生産設備装置の設計、製造を行う葛繽Bプレシジョン(福岡県うきは市)など関連4社で構成するマシン・アイランド(MIC)グループ(本部・玉名市安楽寺深浦)が開発した床用の蓄光式誘導標識が、このほど「高輝度蓄光式誘導標識」として消防庁の認定を取得した。
 同商品は、太陽や蛍光灯などの紫外線を吸収し、電気を使わずに暗闇で長時間発光する蓄光技術を使った商品で、地震や火災など災害時に起こりうる停電時に避難者を安全に誘導できる誘導標識。消防法令で定められた基準で最も良いとされているB200級の基準を満たしているほか、200ルクスの光を20分間照射した場合、残光時間は30時間以上という超残光性能、人の心を落ち着かせる効果があるといわれている「ブルーグリーン発光色」であることが特徴という。誘導標識壁用も消防庁の検査には合格しており、11月に認定取得予定。参考価格は、床用は30cm×30cmで8万円、壁用は15cm×15cmで2万5千円。建設業を中心に来年から本格的に販売を始め、初年度売上は5千万円を目指す。
 畑野社長は「高輝度蓄光式誘導標識の認定を取得するための研究に3年かかった。当製品は、ステンレス枠に蓄光を流し込む方法で製造しているため、鮮やかに光る。周りに金属を施しているため、デザイン性も高い商品」と話している。(加藤)


週刊経済:2014年11月4日発行 No.1798

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