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新型ハサミでグッドデザイン賞など受賞
 レイメイ藤井 初年度10万本の販売を見込む

 システム手帳、筆記具などの文具製造販売の潟激Cメイ藤井(藤井章生社長)は、7月にスイング構造の新型ハサミ「スウィングカット」を発売、その機能性とデザイン性が評価され、日本文具大賞機能部門優秀賞とグッドデザイン賞を受賞した。
 同製品は、支点位置を刃の中心からずらす事により従来のハサミと違い、包丁で切るような「引き切り効果」を発揮して切断時の抵抗を軽減、スムーズに切り進むことができるという。また、ハンドル部分には硬度60%のソフトエラストマーを採用し、指にフィットしつつ力が伝えやすくなっている。スタンダード(700円)、フッ素コート(900円)、チタンコート(1200円)の3タイプ。既に5万本を販売しており、初年度には10万本の販売を見込んでいる。
 日本文具大賞機能部門優秀賞は7月に、グッドデザイン賞は10月に受賞。グッドデザイン賞の審査委員コメントでは「支点の位置を刃の中心からずらし、上下の刃の動くスピードを変えることによって新たな切れ味を実現させた技術力の高さを感じた。機能をそのまま実現したフォルムには説得力があり好感を持った。また、手指にストレスを与えないよう、持ち手をエラストマーとするなど、細やかな心配りも評価したい」と評価している。(安田)
週刊経済:2014年11月4日発行 No.1798

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