武蔵ヶ丘の大型分譲地が全国優良団地で表彰
　コスギ不動産　１０月３０日に授賞式

　熊本市中央区九品寺３丁目の�潟Rスギ不動産（小杉康之社長）は１０月３０日、同社が開発・分譲した菊陽町武蔵ヶ丘北２丁目の「にじの森グリーンタウン」が、２０１４年の優良団地として全国表彰された。
　一般社団法人全国住宅産業協会（東京都、神山和郎会長）が毎年一度、全国から申請のあった住宅関係と宅地関係の中で、特に優良だった物件を全国大会で表彰したもの。４７回目となった今年は静岡県葵区紺屋町のグランディエール　ブケトーカイで開催。宅地関係ではコスギ不動産の「にじの森グリーンタウン」と、大阪府藤井寺市春日丘新町の「フォレステージ　グラン藤井寺」（分譲・ファミティホーム�梶jが表彰された。
　「にじの森グリーンタウン」は、尚絅大学の北側に位置し、総敷地面積は６万６７０５�u、総区画数は宅地用として１６５区画、商業施設用地として２区画となっている。一区画あたりの面積は、１７９�uから２６４�u。分譲地はコスギ不動産がハウスメーカー２２社に、注文住宅用地として全区画販売した。団地内の環境面ではソーラー照明を３６基、安全面では防犯カメラを７基と非常押しボタン警報装置を５カ所設置している。健康面ではゴムチップ舗装したジョギングロードを団地内外周に約１・１�q設けたほか、健康踏み石遊歩道からインターロッキング貼りのフットパス（幅員２・５ｍ）なども設けている。また、センター公園（面積２００３�u）には防災トイレ、すべり台、ブランコ、砂場、あずま屋もある。加えて大型店舗のドラッグストア・コスモスやカフェレストラン、歯科医院、整骨医院、理美容店などを揃えた複合店舗「にじの森プラザ」など商業施設も立地している。
　小杉社長は「これまで全国表彰されたのは大手企業がほとんど。当社は初めて申請して全国表彰されて感謝。コンパクトにした分譲地は環境・安全・健康面の３つがコンセプト。住む人の立場になって考えた物件が評価されたのでは」と話している。（園田）