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八代市に物流センター
 神戸市の上組 イオン向け商品など取り扱い

 港湾運送・貨物自動車運送の鰹繿g(神戸市中央区、深井義博社長)は、八代市新港町3丁目に物流センターを開設する。総投資額は28億円。
 南九州3県(熊本、宮ア、鹿児島)のイオングループ店舗向けの物流拠点として整備するもの。名称は「八代物流センター」。3万4840uの用地に倉庫を2棟(東棟および西棟)設ける。東棟はイオンの店舗向けの生活用品や食料品、酒、雑貨などを集約、分別、配送する多目的物流倉庫。西棟は地元産の米や小麦などを貯蔵する定温倉庫で、ダンボールの原料になる紙類なども保管する。東棟西棟ともに鉄骨造り平屋建てで、床面積はそれぞれ約1万u。従業員は30人を新規雇用する。
 同社の牧田秀男専務は「南九州向けの物流拠点を八代に移しているイオングループからの要請があり、新たな物流センターの開設を決めた。開設後はさらに貨物を集め、物流拠点としての八代の重要度を増していきたい。隣接地を購入しセンターを拡大することも検討する」と話している。
 同社は1947年2月設立、資本金は316億4200万円、従業員数は3782人。今年3月期の売上高は連結で2379億円。来年開設する八代物流センターの近隣に八代支店を置いている。八代支店は1995年開設、従業員数は25人。倉庫2棟とサイロを持っており、海外から輸入した飼料原料や米穀などを取り扱っている。(佐藤奈)

週刊経済:2014年12月2日発行 No.1802

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