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国内最大規模の養蚕業に着手
 雇用促進事業会 「あつまる山鹿シルク」を設立

 求人情報誌などの褐ル用促進事業会(熊本市中央区紺屋今町、島田俊郎社長)は、来春から養蚕業に着手する。12月1日に熊本県および山鹿市と協定を結んだ。
 同社では今年10月に農業生産法人「あつまる山鹿シルク」を設立し、新たに山鹿市内の遊休農地25ヘクタールを取得。来春から遊休地5ヘクタールで蚕のえさとなる桑栽培を始め、毎年栽培面積を5ヘクタールずつ広げ、5年後をめどに年間50トンの繭生産を進めていく計画。初年度は繭10トンを生産。従業員は新たに20人新規雇用し、2019年には100人まで増員する。最大産地の群馬県(57トン)に匹敵する生産量を目指すという。
 同社では「今後は通年飼育が可能な周年無菌養蚕システムなどを活用し、2016年には無菌室などの整備を進め、山鹿市や養蚕農家と連携し、最新の技術を取り入れた養蚕産業の構築を進め、国内最大規模の施設にしていきたい」話している。(横山)
週刊経済:2014年12月16日発行 No.1804

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