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3Dプリンターで制作した商品の販売サイトを開設
 宮本機器開発 個人や企業に販売スペースを提供

 3Dデータ制作などを手掛ける宮本機器開発(菊陽町武蔵が丘北3丁目、宮本和哉代表)は1月13日、3Dプリンターを使用し制作した小物などの販売サイトをオープンした。
 サイト名は「Tritem(トリテム)」。3Dプリンターを使った雑貨作りに取り組む個人や企業の販売サイトとして活用するほか、3Dプリントの認知度を高めることが目的。現在、個人が3Dプリンターで制作したパズル2種類とオルゴールなどを販売している。同社サイトでの商品の販売における価格は検討中で、1つの商品に付き約5万円を見込んでいる。
 同社は昨年1月に設立し、営業拠点をCORE21下通りビル5階のコワーキングスペース「未来会議室」に置く。主に3Dプリントに必要な3Dデータ制作をメーンとして展開し、フィギア制作や3Dプリントに関する情報提供、セミナーや勉強会などを実施している。
 同社では「今後、郵便局やコンビニ、教育機関に3Dプリンターが置かれる時代が来る。その時に、必要とされるのは3Dプリントに必要な3Dデータであり、3Dデ―タ制作事業は多くの可能性を秘めている。まだ、3Dプリントの認知度は低いが、同サイトによって認知度が上がるきっかけになれば」と話している。(堀内)
週刊経済:2015年1月19日発行 No.1808

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