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アシスト機能付きのいすを販売
 フュージョンテク 2月下旬を予定

 福祉介護器具開発やメカトロニクス設計・開発などの潟tュージョンテク(熊本市中央区南熊本3丁目、金秀映社長)は2月下旬、アシスト機能付きのいすの販売を開始する。
 名称は「楽立楽座 たて〜る」。介護施設の利用者などが対象。利用者がいすから立ち上がる際に座面が浮き上がり、斜面となることで立ち上がりをアシストする機能を備え、介護側の負担軽減も図るという。座面の浮き上がり強度は無段階に調整することが可能。座面下のユニット部分は、スライダーやバネ、シリンダーなどを使い単純化し、現在特許申請中。価格は2万9800円を予定している。同様の製品は他社では7万円から8万円で販売されており、同社ではより低コストで実用的ないすの販売を目指し、以前から開発を進めていた。3月までに50台、それ以降は月100台の販売を目指しているという。
 生産には、障害者の就労支援を目的に就労施設などにユニットの組み立てから発送までを委託するほか、地域の活性化を目的として福岡市の家具メーカーなどとOEM契約を結び生産を計画中。同商品の開発は、金社長の夫にあたるイラン出身の崇城大学情報学部勤務のアハラリ・アリレザ准教授が中心となって進めている。(堀内)
週刊経済:2015年1月19日発行 No.1808

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