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ラジオ波による手術症例が200例を突破
 熊本血管外科クリニック 導入後5カ月で

 下肢静脈瘤(りゅう)手術専門の熊本血管外科クリニック(熊本市中央区上通町、宇藤純一院長)は、ラジオ波による血管焼灼(しょうしゃく)の手術症例が2014年8月の導入開始から約5カ月間で200例を突破した。
 ラジオ波とは医療分野で広く使われている電磁波の一種。別名「高周波」ともよばれ、高周波電流により120℃に熱した金属カテーテルで血管を約20秒間、焼灼閉塞する。アメリカでは下肢静脈瘤治療を受ける患者の約半数がラジオ波治療を受けており、安全性や治療効果が実証されているという。
 宇藤院長は「血管内ラジオ波治療は術後の痛みが少ないことが特徴。保険診療が適用でき、約30分から40分程度で手術が可能なので、今後は主流の手術法になるだろう」と話している。
 同院は2010(平成22)年に開院。スタッフ数は8人。日帰りの下肢静脈瘤治療を専門に行っている。下肢静脈瘤とは、下肢静脈の弁不全により、静脈血が逆流し、静脈圧が上昇した結果、静脈が伸展・屈曲したもの。(東山)
週刊経済:2015年2月3日発行 No.1810

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