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顧客行動分析ソリューションに新機能を追加
 東京都の構造計画研究所 熊本でも販売

ソフトウェア開発・販売やエンジニアリングコンサルティングの轄\造計画研究所(東京都中野区、服部正太社長)は4月、カメラを使用した顧客行動分析ソリューション(解決策)に新機能を追加し、販売を開始した。
店舗内の顧客行動を定量的に把握することで売り上げ向上につながる仮説立てを支援する同ソリューションは、これまでカメラを使用した来店者数のカウントとPOS(販売時点情報管理)を活用し、購買者数や非購買者数の傾向分析を目的に販売してきた。今回は、新機能として来店者の属性(性別・年齢)と来店時の天気情報を加えることで、購買プロセスの実態把握や店舗環境の最適化支援に必要な情報の充実化を図った。名称は「ピープルカウンター」。
同ソリューションは設置するカメラごとにライセンス契約を結び、カメラ1台当たりの料金は月額約2千円、システムなどの初期導入費用が別途必要。同社の顧客行動を定量的に把握するカウンティングシステムの導入数は伸びており、大手百貨店やリテール(小売り)業界向けに今年度は年間約1千台に上る見込み。
大津町の熊本構造計画研究所(杉本彰所長)は「今後こうした機能を、街づくりや商業施設で活用してもらい、地域経済の活性化に貢献していきたい」と話している。(宇治野)
週刊経済:2015年5月19日発行 No.1824

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