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仲町茶わん鉢保存会などに助成金
 明治安田文化財団 地域の伝統文化保存維持費用に

地域の伝統文化の継承を支援している財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団(東京都、大島雄次理事長)は、地域の伝統文化分野助成先に、県内から宇城市の仲町茶わん鉢保存会と宇土市轟泉簡易水道組合を選んだ。
5月29日に熊本市中央区城東町の明治安田生命熊本支社で岸一樹支社長が同保存会の中山明倫会長らに助成金の目録を贈呈した。助成額は同保存会が45万円、轟泉簡易水道組合が22万円。
仲町の茶わん鉢保存会は松橋神社秋祭に奉納する操り人形の芸で、三味線、チャルメラ、太鼓などが奏でる囃子唄に合わせて、黒子2人が操る男児人形が皿を回す演し物。明治初期から芸を継承している。
宇土市轟泉簡易水道組合は、現存する県内最古の上水道、轟泉水道を改修する際に使用する、樋管の継ぎ目を接合する接着剤「ガンゼキ」を作る技術を200年以上にわたって継承している。
同財団は1991年から地域の伝統文化の継承に取り組む団体に都道府県を通じて公募し助成しており、本年度は全国で44件に1850万円を贈る。(佐藤)
週刊経済:2015年6月6日発行 No.1826

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