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合志市御代市に7店舗目の弁当販売所
 すまいる 障害者の就労の場確保が目的

障害者福祉サービス事業の一般社団法人すまいる(大津町引水、伊藤智佳子理事長)は5月25日、合志市御代志に7店舗目の弁当販売所を開設した。6月下旬には東海大学熊本キャンパス前に8店舗目の渡鹿店を出店する。
御代志店の場所は国道387号沿い、すき家合志店北側。同販売所は、同法人が運営するワークプレイス絆(同地)で作った弁当を販売する目的で開設しているコンテナタイプの店舗。床面積は9・5uで、販売員は1人。同法人関連のNPO法人障がい者支援の会すまいる(大津町大林 同)で最長2年間の生活訓練を受けた生徒たちの就労の場を確保する目的で、2012年から開設している。現在の店舗は御代志店以外に大津室店、引水店、光の森店、長嶺1号店、同2号店、龍田店の7店がある。弁当は8種類、各280円(税込)。毎日1300個から1400個を生産している。
伊藤理事長は「施設利用者が責任を持って生き生きと仕込んで調理した弁当を、皆さんにお買い上げいただいていることで自立を応援してもらっていることにとても感謝している」と話している。
一般社団法人すまいるは、2012(平成24)年6月設立。就職が見込まれる精神障害、知的障害のある18歳以上を対象にした就労継続支援B型事業(定員は20人)と同A型(同10人)を行っている。NPO法人障がい者支援の会すまいるは10(平成22)年5月設立、同様に就職が見込まれる精神障害、知的障害のある18歳以上を対象に生活訓練(定員12人)と、就労移行支援事業(定員8人)を実施している。(徳永)
週刊経済:2015年6月6日発行 No.1826

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