新本店１階に肥後の里山ギャラリーを開設
　肥後銀行　５月２５日にオープン

肥後銀行(甲斐隆博頭取)は５月２５日、熊本市中央区練兵町の新本店１階に熊本にゆかりのある美術品や工芸品、歴史的資料などを公開する「肥後の里山ギャラリー」をオープンした。
展示スペースのフロア面積は約２８０�uで、県内最長となる壁面展示ケース(２４ｍ)などを設けており、順次、企画展を実施していく。エントランスロビーには、熊本の文化財などを高精細画像で楽しめる「デジタルミュージアム」を常設した。永青文庫所蔵の「領内名勝図巻」全１４巻を完全デジタル映像化し、常時閲覧が可能で、絵巻に描かれた約６０カ所を現地取材し、動画、空撮、パノラマ写真などによる現在の風景と描かれた絵を対比できる。また、熊本県の文化財を４Ｋ動画と高精細のスチール写真で見られるほか、熊本の地下水のメカニズムを解説した環境啓発映像「水はみんなの命」も鑑賞できる。
開館時間は午前９時３０分〜午後４時３０分まで。入場は無料。休館日は日曜日、祝日、年末年始（１２月３１日から１月３日）。企画・運営は公益財団法人肥後の水とみどりの愛護基金が行う。（桜木）