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MSDの国内二輪事業とフィリピン子会社を買収
 合志技研工業

 ホンダ系部品メーカーの合志技研工業梶i合志市豊岡、朝吹和博社長)は4月1日、本田技研工業鰍フ関連会社で二輪部品製造の潟Gム・エス・ディ(静岡県浜松市、増田正義社長、以下MSD)における国内二輪部品の製造販売事業およびMSDのフィリピン子会社マスダ・フィリピンズ(以下MPI)を買収する。
 MSDが日本で行う二輪部品の製造販売事業およびMPIを譲り受けることで、製品ラインナップを拡充するほか、合志技研とMSDが有する部品技術を融合し、新製品開発など事業価値の向上につなげたい考え。買収に際しては、MSDが日本における二輪部品の製造販売事業を分社化し新会社へ移管、合志技研はこの新会社とMPIの株式を取得し、グループ子会社化するという。買収額など詳細は明らかにしていない。MSDは今後、会社を清算する見通し。
 合志技研工業は本田技研工業の熊本進出に合わせ1974年設立。タイ、ベトナム、インドに生産子会社を持ち、2015年3月期の連結売上高は546億円、今期は550億円を見込む。グループ従業員は4500人。
 MSDは1929年創業、1958年設立。昨年6月末には本社に併設していた天竜工場を閉鎖し、合志市栄に国内における二輪部品製造事業を集約した「MSD合志工場」を開設した。社員数は国内が160人、フィリピン子会社が500人。2015年3月期の売上高は約50億円。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年3月31日発行 No.418

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