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ウルトラファインバブル製造の新会社を設立
 丸徳の坂田衛星社長など6人

 肥料生産販売の滑ロ徳(八代市岡町谷川)の坂田衛星社長など6人は、2月9日付でウルトラファインバブル製造装置開発の(同)エナジー・アクア・テックを設立した。資本金は60万円。代表社員には坂田社長が就いた。
 本社は同市松崎町に置き、同社設立メンバーの一人である上村親士居報科学研究所社長が研究を進めてきた農業向けのウルトラファインバブル製造装置の開発・販売を行う。
 ウルトラファインバブルとは、直径が1マイクロメートル以下の気泡のこと。視認することができないため、集合すると無色透明の水のような見た目となり、食品の保存、鮮度保持などに利用されている。上村氏は昨年、米やレタスなどの農産物を対象に、ウルトラファインバブルを使用した試験栽培を行った。その結果、作物の成長を促進させる結果が得られたため、事業化を決めたという。
 新会社では、今年中をめどに農業分野で作物ごとにウルトラファインバブル製造装置を10台程度製造し、実証試験を進めたいとしている。装置は大きいもので重さ150s程度で、毎分数百ℓのウルトラファインバブルが製造できるという。製造は同市の製作所などに委託する。
 坂田代表は「販売価格は未定だが、一台あたり200万円以内で販売したい。近く、畜産や水産の分野でも試験飼育、養殖を検討していると話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年3月31日発行 No.418

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