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施工予定者は東・西工区とも大成建設に決定
 熊本桜町再開発

 九州産交グループの熊本桜町再開発梶i熊本市中央区桜町、矢田素史社長)は、熊本都市計画桜町地区第一種市街地再開発事業の施工予定者に西工区、東工区ともに大成建設葛繽B支店を選んだ。
 同再開発事業は、設計段階から施工業者が関わる「ECI方式」を採用し、昨年6月に技術提案と価格提案を合わせて評価する公募型プロポーザルを公告。熊本市のMICE施設などが入る西工区は鹿島建設葛繽B支店、大成建設葛繽B支店、大林組葛繽B支店の3社、商業施設やホテル、マンションなどが入る東工区は大成建設葛繽B支店1社が応募していた。外部の専門家を含む選定委員会の審査を経て、昨年10月に優先候補の審査結果を公表し、協定書の締結に向け協議を進めてきた。この結果、東・西工区とも大成建設葛繽B支社と条件面で協議が整った。今後は、熊本市内に本店を置き、建設業法に基づく建築一式工事に関わる総合評定数が千点以上であるなどの条件を満たす地元建設業者と工事共同企業体を組織し、見積書徴取などの手続きを経て工事請負契約を結び、今秋の着工を目指す。完成は2018(平成30)年11月末を予定している。
 桜町再開発事業は、熊本交通センター周辺の敷地約3万7千uに、地下1階地上14階建て、延べ床面積14万5930uの複合ビルを建設する計画。バスターミナルや商業施設、ホテル、マンションをはじめ、熊本市が国際会議や展示会などに利用する大型集客施設(MICE施設)を整備する。ホテルは会員制リゾートホテルなどを手掛ける名古屋市のリゾートトラスト鰍ェ約8千uを賃借し、200室の宿泊特化型ホテルを運営する予定。マンションは広島市の潟}リモと合意している。また、MICE施設と連動した施設として熊本市から要望が出されたバンケット機能の追加と複合映画施設(シネコン)の整備を実施設計プランに加え、増床する方針を決めた。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年3月31日発行 No.418

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