１月請負金額は４・９％増の１１７億４千万円
　県内公共工事動向

　西日本建設業保証�鰍ﾌ前払い金保証から見た２０１６年１月の県内公共工事動向によると、請負金額は前年同月比４・９％増の１１７億４千万円、件数は同４・７％減の３８３件だった。請負金額は３カ月連続で前年同月を上回った。
　発注者別にみると、熊本県の請負金額は防災行政無線システム再整備工事（対象額３２億１７００万円）が大きく押し上げ、前年同月比６９・１％増の５２億２７００万円（件数１４５件）、熊本市を除く市町村も同３１・８％増の２８億２４００万円で、宇土市の防災行政無線デジタル化整備工事、天草市の防災行政無線整備その工事（同報系設備）など１７９件だった。
　これに対して、国の請負金額は前年同月比２６・５％減の１５億７１００万円（件数９件）、熊本市は同３１・９％減の１９億３３００万円（同４０件）、その他の公共的団体も同８３・２％減の１億６５００万円（同７件）で前年同月を大きく下回った。