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12月期業況DIは2期連続の改善
 熊本商工会議所調べ

 熊本商工会議所がまとめた2015年10〜12月期の熊本市内の小規模企業動向調査によると、業況DIは前回調査(15年7〜9月期)より5・3ポイント増のマイナス7・5で、2期連続の改善となった。
 熊本市内の小規模企業400事業所を対象に業況、売上高、単価、利益などについて調査したもの。回答率は67・5%(270事業所)。業況DIとは景気の判断指数で、景気がいいと感じている企業の割合から、景気が悪いと感じている企業の割合を引いたもの。
 業種別に見ると、業況が改善したのは7業種中4業種で、建設業(土木、建築)が前期比10・7ポイント増のプラス10・7、建設業(設備)が同2・5ポイント増のプラス25、小売業が同13・6ポイント増のマイナス22・2、サービス業が同9・8ポイント増のマイナス3・1だった。一方、悪化した業種は製造業が同7ポイント減のマイナス16・1、卸売業が同5・8ポイント減のマイナス3 9・1、飲食業が同1・7ポイント減のマイナス9・1となった。前回調査でプラスに転じた建設業が引き続き改善し、全体で増加した。
 来期(16年1〜3月期)の業況見通しのDI値は、前回調査より23・5ポイント減のマイナス7・2で、卸売業を除くすべての業種で悪化する見通しとなった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年3月31日発行 No.418

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