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輸出は小幅増、輸入は横ばい
 2015年の貿易概況

 八代税関支署がまとめた同管内( 八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港)の2015年度(1月〜12月)の貿易概況は、輸出が前年比8・4%増の337億6300万円で過去最高、輸入は同0・1%減の1063億5600万円だった。
 輸出は、一般機械が同19・2%減少したが、電気機器(構成比21・8%)が同12・2%増、輸送用機器も同3・4倍増、鉄鋼も同65・7%増加し、全体で小幅増だった。
 輸入では、航空機類が同48・1倍増と大きく増加、米も同5・5倍増となったが、石炭(構成比32・3%)が同8・9%減、半導体などの電子部品も同46・7%減少したことで、横ばいとなった。
 国別では、輸出の上位3カ国は中国(構成比26・4%)、韓国(同17・7%)、アメリカ(同16・7%)。輸入はオーストラリア(同30・4%)、中国(同15%)、ロシア(同9・9%)だった。

12月は輸出、輸入ともに減少

 また、昨年12月の輸出は、前年同月比19・1%減の26億4200万円、輸入も同24・7%減の86億4200万円だった。
輸出は、木材およびコルクが同48・1%増加したものの、電気機器が同31・2%減、金属鉱およびくずも同41・8%減少したことで、2桁台の減少となった。輸入は、魚介類が40・2%増加したが、石炭が16・2%減、有機化合物も同58・6%減少し、大幅減だった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年3月31日発行 No.418

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