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台南市から生のマンゴーを輸入開始
 大嶌屋

 野菜、果物などの農産品および県産馬刺し販売の椛蝗ク屋(宇城市松橋町古保山、大嶌法子社長)は、7月から台湾の台南市から生のマンゴーなどトロピカルフルーツの輸入を開始した。
 同社は国内230軒の契約農家が生産する果物、野菜などを通信販売しているが、台南産フルーツの取り扱いを開始することで、国産フルーツの旬の時期以外にも販売できる商品の拡充を図ったもの。台湾の大手貿易会社を通じて、生のマンゴ―を3〜5トン輸入。今後はパイナップル、バナナ、ライチ、パパイア、パッションフルーツなどトロピカルフルーツ全般を順次輸入し、生のフルーツ以外もドライフルーツを輸入する予定。通販会員向けにテスト販売期間を経て、来年から本格的に輸入を開始する。また、同社の通信販売は、生産した農家の名前、顔写真、生産するこだわりなどを書いたリーフレットを商品に同封する点が特徴で、輸入する台湾のフルーツも生産者を明確化し、同様のシステムを導入する。
 大嶌社長は「国内ではハウスで栽培するマンゴーだが、台湾では露地栽培で大量に生産され、まさにフルーツ王国だと感じた。どのフルーツも糖度が非常に高く、お客さまの反応を見ながら軌道に乗せていきたい」と話している。
 同社は1992年6月設立。資本金は300万円。食品、健康食品の通信販売、テレマーケティングコンサルを行っている。2015年5月期の売上高は18億3千万円。同地にコールセンターと選果場、合志市福原にコールセンターがある。従業員は140人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2015年7月31日発行 No.410

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