総投資額７億３千万円で長嶺店をリニューアル
 大劇

 遊技業経営の�椛蛹�（熊本市中央区手取本町、山口恭廣社長）は６月２０日、同市西区長嶺西の長嶺店を総投資額７億３千万円をかけリニューアルオープンした。
 大手チェーン店の進出やパチンコ人口の減少による過当競争の中での差別化戦略の一環としてリニューアルしたもの。場所は熊本防錆工業北側。敷地面積約３万５０００�u、鉄骨平屋建て、床面積２２４８�uの既存店舗西隣に７４２�uのホール棟を増築した。施工は大和ハウス工業�梶Bパチンコ台を１６０台、スロット台を１６０台増設し、合計９４０台（駐車場収容台数約８００台）とグループ最大級の店舗となった。同店は４円パチンコの専門店として稼働している。来年度には嘉島店も同規模のリニューアルを計画している。
 山口社長は「２年前の八代店の増設以来、新規出店ではなく既存店の増設や増築でのリモデルを実施し、ローコストで最大のパフォーマンスが実現できる店舗戦略を展開している。４円パチンコを導入後、リニューアル効果もあり想定以上の集客が実現できている。嘉島店も同様の営業戦略でリニューアルする計画」と話している。現在、同社が経営する店舗は県内に１０店舗。従業員数は約４００人。