空室賃貸物件向けのリノベーション事業を開始
 グッドハート

 太陽光発電システムの販売・施工、リフォーム・塗装工事業のグッドハート�梶i熊本市南区田井島２丁目、平田輝雄社長）は、賃貸マンションやアパートの空室賃貸物件向けのリノベーション事業を開始した。
 福岡市の�鰍sＲＮが運営するリノベーションシステム「リノリースクラブ」のフランチャイズ店として事業を開始したもの。ターゲットは鉄筋コンクリート造りの築１５年以上の物件で、空室が１棟あたり２室以上の賃貸マンション、アパート。オーナーの依頼を受け、そのエリアの住民の年齢や性別などを総務省発表のデータを基に調査・マーケティングを行い、その地域の特性に応じたデザインを提案。デザインは同クラブの本部デザイン室が担当し、グッドハートが施工する。
 同クラブの最大の特徴はオーナーに対する家賃保証で、工事後に入居者が決定しない場合は家賃の８５％を同クラブが入居者に代わってオーナーに保証する。リノベーション費用は単身用で約１００万円、ファミリー用で約２００万円。メリットとして、デザイン性の付加価値によって相場より５〜１０％家賃を高く設定でき、入居者属性や入居稼働率の向上、工事費を修繕費として経費に計上することで節税対策にもなるという。
 平田社長は「空室状態が続くと家賃の値下げで対策を取ろうとするが、値下げは入居者属性の低下につながることが多い。このリノベーションは徹底したリサーチとデザイン性によって、家賃を値上げしても入居率が下がりにくいので、管理会社にとっても導入メリットがある。空室でお困りのオーナーをはじめ、提携する不動産管理会社も募集している」と話している。
 同社は２００６年４月設立。資本金は１千万円。今年３月期の売上高は６億９千万円。従業員は２２人。