大江３丁目のＪＴ跡地にくまもと森都総合病院を新築移転
　創起会

　くまもと森都総合病院を運営する（医）創起会（藤山重俊理事長・院長）は、熊本市中央区新屋敷１丁目にある同病院を同市中央区大江３丁目のＪＴ跡地に新築移転する。９月に着工し、２０１７年春の移転開業を予定している。
　現病院の狭隘（きょうあい）化、老朽化に伴うもので、敷地面積は１万５５３７�uと現在地の約１・６倍になる。新病院は事前に工場で成形したコンクリート部材を使用するプレキャストコンクリート造り５階建てで、延べ床面積は１万６６６７�u。病床数は現在と同じ１９９床。駐車場は現在の１３０台から１８０台に増やす。設計、施工は松尾建設�梶i佐賀市）。
　同病院は１９２２（大正１１）年６月に熊本逓信診療所として開設。８１年に一般開放された。２０１１年７月にＮＴＴ西日本の企業立病院から（医）創起会として経営を独立、１２年７月には病院名を「ＮＴＴ西日本九州病院」から「くまもと森都総合病院」に変更した。職員数は医師を含め約３７０人。