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北側隣接地に6億円かけ増築
 ART女性クリニック

 不妊症治療専門のART女性クリニック(熊本市東区神水本町、小山伸夫院長)は、総事業費6億円をかけ同クリニックを増築している。来年2月に完成する予定。
 現建屋が手狭になったことや開業10周年を記念して、既存施設の北側隣接地にある駐車場に増築している。増築部分は鉄筋コンクリート造り5階建て、建築面積366u、延べ床面積1193u。1階は駐車場(12台)。2階は培養室、採卵室、採精室、回復室。3階は病室(11室)。4階は外来診察室、説明室、回復室。5階にはセミナー開催などに利用する多目的ルーム(40人収容)を新設するほか、子連れ用の待合室を設ける。
 同クリニックは不妊症治療の専門医院で、女性不妊治療だけではなく男性不妊治療も行う。また、高度生殖治療や腹腔鏡手術にも対応する。スタッフは38人で、生殖医療専門医や臨床遺伝専門医、腹腔鏡技術認定医、不妊カウンセラー、体外受精コーディネーターが各1人、胚培養士の資格保有者3人が在籍している。診療時間は午前9時〜午後8時までで、外来休診日は1月1日、2日と8月15日の3日のみ。
 小山院長は「今回の増築でスタッフや院内設備をさらに充実させるほか、電子カルテや予約システムなども導入する。また、今回新設する多目的ルームでのセミナー開催など通じ、多くの患者さまに、通院しやすく、納得して診療を受け、元気な赤ちゃんを出産していただけるよう体制を強化していく」と話している。
 小山院長は1955(昭和30)年12月11日生まれ、59歳。熊本市御幸笛田町出身。熊本高校−宮崎医科大学−熊本大学大学院医学研究科卒。88年熊本大学産婦人科入局。兵庫医科大学産婦人科外来医長、慈恵病院産婦人科部長を経て、2005年同クリニックを開業。趣味はジョギング、英会話。
_くまもと経済 業界NAVI_:2015年10月30日発行 No.413

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