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GE社製の最新鋭マンモグラフィに更新
 くまもと乳腺・胃腸外科病院

 (医)社団 世安会 くまもと乳腺・胃腸外科病院(熊本市中央区南熊本4丁目、村本一浩理事長、澤田俊彦院長)は、乳がん診断のX線撮影装置であるマンモグラフィをGEヘルスケア社製の最新鋭機デジタルブレストトモシンセシス「Seno Claire(セノクレア)」に更新した。
 従来のマンモグラフィによる撮影では、乳腺構造が発達して乳房領域が真っ白な領域で覆われる「デンスブレスト」と、白く描出される腫瘍との判別がしづらいという課題があった。今回更新したマンモグラフィは、デジタルブレストトモシンセシスという組織の重なりを効果的に減少、または排除することができる三次元(3D)撮影法により、この「デンスブレスト」の視認性を向上させ、高精度な画像を実現することができるという。
 同院では「デンスブレストは欧米人に比べて日本人の乳房に高い頻度で出現する傾向にあり、これまでは腫瘍との判別がしづらいという課題があった。今回導入したマンモグラフィは、従来の機種と同等の線量で、診断に必要なより精度の高い情報を適切な検査時間で取得することができ、受診者の負担が少ない、やさしい検査が提供できるようになった」と話している。
 同院は、熊本消化器外科・村本病院と乳腺専門クリニックの坂口外科クリニックが診療統合し、2011年1月開業。乳がんの診断、治療と腹腔鏡下手術を中心とする消化器系疾患の外科手術、さらに抗がん剤、分子標的薬による化学療法を診療の柱としている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2015年10月30日発行 No.413

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