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同町の創業支援連携協定を活用しパン販売店
 芦北町の永田さん

芦北町の永田美由紀さん(45歳)は10月1日、同町湯浦にパン販売店をオープンした。鞄本政策金融公庫八代支店、芦北町、芦北町商工会の三者による「芦北町における創業支援連携協定」を活用した第1号の開業。
場所は肥薩おれんじ鉄道湯浦駅西側にある湯浦ショッピングセンターペア内。店名は「COCOカフェ」。店舗面積は22u。店内のオーブンで焼いたパン27種類を販売し、価格はすべて100円。月間の売上目標は50万円。営業時間は午前9時〜午後6時半までで、定休日は日曜。三者は、資金供給、情報提供など各分野に関する支援を円滑に行い、地域経済活性化や雇用創出を目的に昨年10月に協定を締結。この協定によって、通常は補助率30%・上限50万円の芦北町の店舗改装補助金の一部を改正し、新規創業者の場合は上限を100万円まで引き上げ、機械・設備資金も合わせると最高150万円の助成が受けられるようになった。同店は出店に伴う費用約500万円のうち約130万円の補助を受け、同公庫を利用しスムーズな開業ができたという。
永田さんは「芦北町には焼き立てパンを提供する店舗がなく、ビジネスチャンスがあると判断し出店した。プレオープンでは多くのお客さまが来店し、品切れが出た。芦北町の『岬の塩』を使用した『塩パン』が好評。地域住民のコミュニティスペースとしても利用してほしい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2015年11月30日発行 No.414

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