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施工予定者は西工区が鹿島、東工区は大成建設
 熊本桜町再開発

九州産交グループの熊本桜町再開発梶i熊本市中央区桜町、矢田素史社長)は10月26日、熊本都市計画桜町地区第一種市街地再開発事業の施設工事施工予定者に西工区は鹿島建設梶i東京都)、東工区は大成建設梶i同)を選んだことを公表した。今後は両社を優先交渉権を持つ施工予定業者として協議を進め、早ければ年明け、遅くとも16年夏頃までには施工業者を決定する。
同再開発事業は、設計段階から施工業者が関わる「ECI方式」を採用。昨今の厳しい建設発注環境を踏まえ、@施工上の問題解決方法を設計に反映し、コストバランスのとれた実施設計を行うA昨今の労務などの需要逼迫(ひっぱく)状況に対応するための調達計画を立て、工期の短縮を図る—という2点を目的に、6月から技術提案と価格提案を合わせて評価する公募型プロポーザルを公告。この結果、熊本市のMICE施設が入る西工区は大成建設、大林組、鹿島建設の3社、商業施設などが入る東工区は大成建設1社が提案書を提出。矢田社長を委員長に、学識経験者や積算専門家、熊本市担当者などで構成する選定委員会が5回にわたり提案書を審査し、施工予定者を選んだ。補償費やMICE施設を含めた総事業費は約699億円だが、新たな工事発注方式で1割の建設コスト削減を目指す。
_くまもと経済 業界NAVI_:2015年12月30日発行 No.415

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