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売上高は6・9%減の 234億2800万円
 九州産交HD9月期連結決算

九州産業交通ホールディングス梶i熊本市中央区桜町、矢田素史社長)の2015年9月期連結決算は、売上高が前期比6・9%減の234億2800万円、経常利益は同27・6%減の10億6千万円で減収減益だった。当期純利益は同1・4%減の7億4800万円。
事業別では、主力の自動車運送事業は前期比1%増の94億4400万円。この内、路線バス事業は商業施設での買い物にも利用可能な電子マネー機能を搭載したICカードをバスカード、定期券として県内一円の路線バスで利用できるサービスを順次開始し、利用者の利便性の向上を図った。また、高速バス事業も利用者増加が続く路線での増便で利用者ニーズに即した事業展開を進めた結果増収となった。一方、不動産賃貸業は桜町再開発事業に伴い県民百貨店、センタープラザ、熊本交通センターホテルが閉店したため同42・4%減の8億6600万円と大幅な減収となった。食堂・売店事業は同8・1%減の67億1500万円。旅行業は同8・9%減の32億6400万円。整備事業は車検の拡販、板金・塗装部門の拡充、車両販売の強化および整備受託業務を推進し同9・1%増の10億300万円となった。その他事業は同9%減の22億9700万円。16年9月期連結決算は不動産収入の減少が続くことや阿蘇ロープウェーの運行見通しがつかないことなどから、減収減益を見込んでいる。

社外監査役に小山田正一税理士を新任

また、同社は12月3日、社外監査役に小山田正一税理士を選任した。櫻井幸男社外監査役は退任した。18日に開いた株主総会および役員会で決めた。
小山田正一(おやまだ・しょういち)社外監査役は、1943(昭和18)年3月20日生まれ、72歳。大分県出身。61(昭和36)年4月熊本国税局採用。延岡税務署長、税務大学校熊本研修所長、宮崎税務署長などを歴任し、2001(平成13)年8月税理士登録。同社の役員(新体制)は次の通り。
▼代表取締役社長 矢田素史▼常務取締役 森啓輔▼取締役 嶋津正則、蓑田幸男、楠原成基▼執行役員 鳥井一治、森元末光▼常勤監査役 田上博宣▼社外監査役 建部明、小山田正一
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年1月30日発行 No.416

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