市山水産と美創の保証付き私募債を受託
 熊本銀行

�褐F本銀行（熊本市中央区水前寺６丁目、竹下英頭取）は１１月２５日、水産加工業の市山水産�梶i天草市久玉町、市山甲太社長）と建築工事業の�株�創（熊本市東区尾ノ上１丁目、田中芳和社長）の保証付き私募債を引き受けた。
市山水産の発行額は１億円。償還期間５年の無担保社債で、熊本県信用保証協会との共同保証。同社は１９３５（昭和１０）年煮干加工業として個人創業、６７（昭和４２）年法人化した老舗の水産加工業者で、年間約千トンのサバ節やアジ節、イワシ節などを製造している。私募債は運転資金などに充てるという。美創の発行額は５千万円。償還期間５年の無担保社債で、熊本県信用保証協会との共同保証。同社は商業施設の設計・施工および商業ビルの企画・運営・管理を主な業務としている。私募債は運転資金などに充てるという。
保証付き私募債とは、一定の財務基準を満たした企業が無担保で発行する社債で、その元利金の支払いを銀行や信用保証協会が保証するもの。発行企業は長期安定資金の調達が可能となるほか、財務内容の健全性や成長力などを社内外にアピールできるメリットがある。