留学生対象の国際自動車科を新設
 九州工科自動車専門学校

（学）九州総合学院が運営する九州工科自動車専門学校（熊本市中央区本荘町、中原勝宣校長）は来年４月、留学生を対象とした国際自動車科を新設する。
同学科は３年課程で自動車整備技術と日本語教育を行い、２級自動車整備士や日本語能力試験Ｎ１、Ｎ２などの資格取得・認定を目指す。同学科の授業では、日常会話などで使う用語ドリル教材やビデオでコミュニケーションを学ぶキャリア教育などを行っていく。
出願資格は国内外で１２年間以上の学校教育を修了した者、高等学校と同等の学歴を有する者。募集定員は２０人で、試験は熊本、福岡、沖縄で行う。
同校は「自動車整備技術においては、２０１４年度の２級自動車整備士試験で合格率９８％を達成しており、社会で活躍できる人材を育成していく。生徒が安心して熊本で生活していくため、アルバイトをしやすい授業体制やアパートの保証人など、授業だけでなく私生活のサポートも行っていく」と話している。