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九州地区上半期新規就農者融資件数は100件
 日本政策金融公庫調べ

鞄本政策金融公庫がまとめた2015年度上半期の九州地区新規就農者融資実績は100件で前年度94件を既に上回った。融資件数の増加は、14年度から認定新規就農者向けの無利子資金「青年等就農資金」の取り扱いが県から日本公庫に移管され、融資が本格化したことによるもの。融資実績では前年度通算9億円に対し、今年度上半期は8億円と、融資額ベースでも前年度の通算に迫る勢い。また、新規就農者への融資実績の多くを占める青年等就農資金の融資件数は、全国511件に対し九州地区は99件と約2割を占める。九州の融資先では野菜が63件で全体の約6割、肉用牛と花きが各9件で約1割。県別では、鹿児島県が28件で九州内では最も多く、福岡県、熊本県、宮崎県、佐賀県の順となっている。
青年等就農資金は、新たに農業経営を営もうとする青年などが対象で、市町村から「青年等就農計画」の認定を受けた認定新規就農者が利用できる無利子の資金。融資限度額は3700万円。各市町村で同資金を利用する際に必要となる青年等就農計画認定のための体制整備が進み、14年9月に大半の市町村において完了し、順次融資が開始されている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年1月30日発行 No.416

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