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ビニールハウス屋根専用太陽光発電システムを発売
 ユニバーサリー電工

ビニールハウス用環境制御装置の開発・製造・販売を行うユニバーサリー電工梶i熊本市中央区島崎1丁目、中川博文社長)は3月1日、ビニールハウス屋根専用の太陽光発電システムの販売を開始する。
ビニールハウスの屋根に250ワットの太陽光パネルを20枚設置する総発電量5キロワットのシステムで、名称は「HOUSEe」。日中は再生可能エネルギーだけでの栽培用環境制御装置の稼働ができ、環境負荷を低減。余剰電力は売電可能で、売電収入も得られる。熊本市南区富合町と山鹿市鹿央町のビニールハウスで実証試験を行い、発電量や日射量などを計測。
パネルを載せたスペースの影も、植物の育成にはほとんど影響がないことが判明。ビニールハウス内の温度・湿度を自動開閉で制御する同社の装置「ハウスロボ」や、空気循環装置「ジェットファン」と組み合わせた複合環境制御システムとして提供する。このシステムは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2013年度から2015年度太陽光発電多様化実証プロジェクトの採択を受けている。
中川社長は「地域のビニールハウスで発電し電力を消費する地産地消型・営農型の太陽光発電システム。次世代の低炭素型農業を可能にし、高品質の農産物栽培のお手伝いができれば」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年3月2日発行 No.417

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