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売上高は4・4%増の101億7100万円
 熊本製粉

熊本製粉梶i熊本市西区花園1丁目、宮本貫治社長)の2015年12月期決算は、売上高が前期比4・4%増の101億7100万円、経常利益は同6%増の7億2100万円で増収増益だった。当期純利益は同43%減の4億3千万円。4期ぶりの増収増益。事業別では、主力の製粉事業の売上高が同2%増の72億4千万円。顧客に対して提案型の営業活動に力を入れ、健康志向の商品開発を積極的に行う一方で、生産コストの削減に努めた結果、2年連続の増収となった。加工食品事業は同15%増の25億300万円。セブンイレブン向けのそば粉の販売量が順調に伸び、売り上げは昨年の約10億円から約12億円に増加した。また、「天ぷら粉HM(ヘルシー)」が全国チェーン店「はなまるうどん」の全店舗で採用され、売り上げに大きく寄与した。倉庫事業は同9%減の3億3700万円。花園倉庫3棟(5940u)の売却により保管面積が減少したことで前期を下回った。合志市2カ所で運転している太陽光発電事業も日照時間の減少により低下した。2016年12月期決算の見通しは、売上高は微増の102億円、経常利益は業務の自動化に伴う設備投資の増加などで23%減の5億5500万円で増収減益を見込んでいる。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年4月28日発行 No.419

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