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6月期業況はマイナス28・6で2期連続の悪化・・・・熊本商工会議所調べ

 熊本商工会議所がまとめた2016年4〜6月期の熊本市内の小規模企業動向調査によると、業況DIは前回調査(16年1〜3月期)より10・2ポイント減のマイナス28・6と2期連続で悪化した。
 熊本市内の小規模企業392事業所を対象に業況、売上高、受注・販売単価などについて調査した。回答率は66・1%(259事業所)。業況DIとは景気の判断指数で、景気がいいと感じている企業の割合から、景気が悪いと感じている企業の割合を引いたもの。
 業種別に見ると、前期に悪化した建設業(土木、建築)が前期比10・7ポイント増の増減なしとプラスに転じたが、その他の業種ですべて悪化した。飲食業が同23・8ポイント減のマイナス38・1、サービス業が同22・2ポイント減のマイナス22・2、卸売業が同17・2ポイント減のマイナス48・0、製造業が同9・8ポイント減のマイナス48・5、建設業(職別、設備)が同2・4ポイント減の増減なしだった。
 来期( 1 6 年7 〜9 月期)の業況見通しのDI値は、前回調査より8・8ポイント減のマイナス8・4で、建設業(土木、建築)、建設業(職別、設備)、飲食業が好転し、その他の業種で悪化するという結果だった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年10月28日発行 No.425

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