輸入が前年同月比４７・１％減・・・・８月の貿易概況

　八代税関支署がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０１６年８月の貿易概況は、輸出が前年同月比１９・３％減の２１億５４００万円に減少、輸入も同４７・１％減の５６億９千万円に大きく減少した。
　輸出の減少は金属鉱およびくずが同１７・０％増加したが、一般機械が同３８・９％減小、ゴム製品が同６０・６％減小したことなどが要因。また輸入は有機化合物などが前年同月の１８・５倍に増加したが、構成比が２割を占める石炭が前年同月比３０・５％減小したことなどにより、全体では大幅に減少した。
　国別では、輸出の上位３カ国が中国（構成比２５・２％）、韓国（同２１・３％）、アメリカ（同１３・３％）。輸入はアメリカ（同２４．７％）、オーストラリア（同２３・９％）、中国（同１５．７％）だった。