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7〜9月期業況はマイナス2・0で3期ぶり改善・・・・熊本商工会議所調べ

 熊本商工会議所がまとめた2016年7〜9月期の熊本市内の小規模企業動向調査によると、業況DIは前回調査(15年4〜6月期)より26・6ポイント増のマイナス2・0で3期ぶりに改善した。
 熊本市内の小規模企業400事業所を対象に業況、売上高、単価、利益などについて調査した。回答率は63・5%(254事業所)。業況DIとは景気の判断指数で、景気がいいと感じている企業の割合から、景気が悪いと感じている企業の割合を引いたもの。7業種全て業況が改善し、業種別に見ると、製造業が前期比26・3ポイント増のマイナス22・2、建設業(土木、建築)が同37・9ポイント増の37・9、建設業(設備)が同17・1ポイント増のプラス17・1、卸売業が同57・5ポイント増のマイナス9・5、小売業が同18・9ポイント増のマイナス26・2、飲食業が同53・9ポイント増のプラス15・8。サービス業が同13・9ポイント減のマイナス8・3。好転の要因として災害復旧工事の受注増や県外からのボランティアによるニーズの増加など挙げられた。
 来期(16年10〜12月期)の業況見通しのDI値は、今回調査より25・2ポイント増のプラス16・8で、2期連続でプラスの見通しとなった。飲食業を除くすべての業種で改善という結果だった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年12月28日発行 No.427

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